宇宙戦艦ヤマト流るる部屋で私は小生へと化しました。~ボーントゥビー風俗ライター~

どうも。かにかす、です。先日小生が書きました記事が若干読まれたとかなんとかで契約打ち切りを逃れました。読者様型には頭が上がらない気持ちでいっぱいです。

 

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続編をこにこす。氏のTwitterにて勝手に予告されたのでやむを得ず重い腰を上げ記事を書いていきます。以下の記事は、"小生"の一人称がまだ"自分"だった頃の話です。

 

当時、自分は冴えない童貞でした。休みがあればカラオケへ行き、一人で何時間も歌ってみたり、一人で焼き肉へ行ってみたり、一人で旅行へ行ってみたりと一人の行動ばっかりしていたことを覚えています。

当然、セックスも一人でしていました。大事なのは自慰ではなく性行であると言うことです。一人でも、自分への愛を忘れなければそれはセックスなのです。

しかしながら、一人が好きで一人○○をしているわけではありません。孤独を紛らわすかの如くTwitterに張り付く毎日でした。

Twitterのフォロワー数に一喜一憂し、エアリプの一つ一つを回収し、エアリプを飛ばす毎日でした。楽しいのは確かですがどうにもこれだけでは紛らわせない空しさ。こればかりは自分にはどうにも出来ませんでした。

ある日、いつもの一人カラオケに飽きた自分はラブホテルでカラオケをするという奇行をしました。数の減りつつあるUGAというカラオケ機種を使いたいが為に、数千円を使ってカラオケをしたわけですが、ラブホテルは本来そういう店なのでそういうデリバリーサービスのパンフレットも置いてあります。

無料のミネラルウォーター(ラブホあるある)で喉を潤しながら、何がなくそれへ目を通していると気がついたんです。自分は、いや小生は「愛が有ろうが無かろうが女性に性的なサービスをされたかったんだ。」ということに。

テレフォンナンバーはどんな数式よりも頭にすんなりと挿入いりました。スマートフォンダイアルに挿入いったものを射精し、「初めてなんですが今OKな嬢はいるか?若くて胸の大きい子が良い」といった内容を伝えました。

電話を終えた後の気の高ぶりは校内放送で校長に呼び出しを食らった幼きあの頃以上にものすごいものでした。今の状態のままなら本当に何でも出来るのでは無いかと感じたくらいです。

しかし、その高ぶりは意外にもファミリーマートの「あの入店音」の直後、かき消されどん底へ真っ逆さまに突き落とされました。

「あの入店音」はドアチャイムの音で、抑えきれぬ高ぶりと隠しきれぬ勃起と共に小生はドアを開けます。入ってきたのはラブホの清掃業者…では無くデリ嬢でした。デリ嬢ってより清掃業者のおばちゃんって感じなのが腹立たしい。

見た目40歳後半といったところでしょうか。ワガママ(な生活をした末路)ボディの嬢は小生の困惑に気がついたのか、それとも初心者特有のキョドりと感じたのか軽いトークを始めました。

今思えば、ただの時間稼ぎだったこと、雑誌のクーポン価格が適用されてない料金を支払ってしまったことなどツッコミどころはいっぱい有ったんですが、それより萎えた息子を生き返らせることや、シャワー内で恥ずかしがり屋の息子を無理矢理部屋から\コンニチハ/させなきゃいけない事なんかで頭がいっぱいでした。

しかし、これは小生の第一歩。これからの楽しい風俗ライフの序章なんだからこのくらいは耐えなければ…。と思い、脳内で必死に嬢の体の動きをモデリングしたバーチャル美少女を思い描きながらオーバーレイさせ、息子を徐々に徐々に元気にさせていきました。これがVTuberの始まりという一説があります。(諸説有ります。)

だらしない女体に現実へ引き戻され涙のようなシャワーを浴び、息子は萎えた上に内気な性格も露呈してしまいましたが、仮にも相手は経験のある嬢と言うこともあり、手で弄ばれている内にまた元気になりました。内気な性格は手で解決せざるを得ませんでしたが。

デリヘルとのシャワーは準備運動です。一般的には告って付き合って突き合うのステップがあるのに対し、嬢との戯れは出会って20分で本試合と途中のルートをショートカットしているわけでここを怠ったり手を抜いたり、手で抜いたりしてはいけません。目の前にいる嬢はひとときの彼女なのですから雑多に扱ったり投げやりに返事してはなりません。

って思うんですが、頭は正直なので嬢の質問を適当に返し、そそくさとタオルで体を拭いてイソジンでうがいをします。

小生は緊張しやすい人間ではあるものの、このときの緊張は当時過去最高の緊張でした。嬢がシャワーから出てきたとき、またも萎えるくらいには緊張していました。

互いにベッドへ入り、さて始まるかな…と思ったら嬢が「緊張してるね?」などと小生を見抜いたかの如く発言をします。流石抜くベテラン。しかし、その後の行動は不可解なモノでした。緊張をほぐすにはBGMという謎理論を展開し、カラオケ機器を操作し再生した曲が宇宙戦艦ヤマトだからです。

盛大なイントロと共に嬢はベッドへ戻ってきます。さらば宇宙よ…の頃には既に小生の息子はぬくもりと今まで感じたことのない唇の感覚へ包まれます。しかし、どうにも気持ちいいとまでは感じられず、BGMは最後の「♪宇宙戦艦ヤ~マ~ト~」からアウトロへ変わり行く頃でしたが息子は固いままでぬくもり以上の感覚を得ることは出来ずじまいでした。

口でするのに疲れたのか、嬢は乳首を舐めながら手での上下運動を始めました。その頃、BGMは2回目の宇宙戦艦ヤマトの半ば程でした。乳首を舐められるのはこう、なんというか良いですね。難点は体を私に乗っけてるため小生が圧死しそうな点だけでした。しかし、どうにもイケずじまいで3回目の宇宙戦艦ヤマトでもイケず、とうとう嬢が必殺技を繰り出してこようとしたそのとき、小生は既に長時間のプレスにより瀕死寸前でした。

…さてさて嬢は体制を変え、俗に騎乗位なんか呼ばれる体制へとなりました。にゅるりとした感覚が有ったような無かったような気がします。締め付けられるようなこの感覚は果たして…。まさか…。なんて思っていたら嬢は「これが素股っていうんだー。イケそう?」と聞いてきたものなので「我(小生)、爆射寸前!亜!亜!良!絶頂確定!最高!亜!」なんて返事をしたモノの、どうにも射精まで届かない。そして試合終了のゴング…いやiPhoneのデフォの着信音が鳴り響き、時間は終わりました。最後のシャワーでは互いに激励しスポーツマンシップを最後まで絶やさぬままに試合終了。

最後には一人でいつもの愛の有るセックスをして小生は果てました。AV最高。(賢者タイム)