そうだ、京都でイこう。

2023年は夜行バスの中で迎えた。朝7時頃に横浜に到着し、そこから電車で半日かけて京都まで移動した。12時間も在来線普通列車の席に座っているとお尻がかなり痛くなる。宿は大阪なのに京都に来たのは理由がある。

新年初の風俗をどこにしようかと旅程を仮組みしながら、悩みに悩み抜いた結果、たまたま面白そうな風俗店を発見したのだ。なんと痴漢を体験できるタイプのヘルス店。ここ最近はオナクラやらピンサロで乳首舐め手コキでフィニッシュするという流れにマンネリを感じていたところだったので新しい体験をしてみたいと思っていたのだ。

それに、小生には長年"痴漢の何が楽しいのだろう"というという疑問があった。触られるから興奮するのであって触ることの何が楽しいのか?ましてや合意無い状態で、拒絶反応をされながら…何が楽しいだろう?

5年ほどしか無い風俗(女性)経験の中で、嬢の体を触らせて頂いた経験なんて多分片手で数えられるレベルでしかない。その経験もせいぜい胸を揉ませて頂いた程度で、下半身に手を伸ばして…なんてことを自主的に行ったことは一度も無い。

なんなら一度、嬢に「一方的にされるだけなのに風俗利用する必要あるの?」と聞かれた経験すらある。(その嬢は俗に言う円盤嬢で、追加料金を取って本番をさせてくれる旨を遠回しに何度か伝えてくるのだが、小生は本番行為に全く興味が無い。何度か断った結果、若干キレ気味に雑な手コキしながら先述のような発言をされた。小生は説教じみた嬢の発言を聞きながら思いっきりフィニッシュして、盛大に顔にかかってしまった。もちろん小生の。)

そろそろマンネリを打破したい。そんなこともあって痴漢を体験出来るヘルスで取りあえず一度異性の体を触れる練習をしてみよう、と考えたわけである。当たり前だが、決して日常生活で痴漢を使用なんて言う気なんて微塵も無い。

そんなこんなで京都駅からバスで数分、バス停から徒歩で10分もしないような場所の風俗ビルの中へ入った。エレベーターへ入り3階へ上がったのだが、エレベーターで降りた先には先客が居た。なかなかに都合が悪い。

そのときのイメージ

しばらく待たされ、先客が待合室へ通された後に、小生の受付が始まった。想定外の事態なのだが、正月早々混雑しており、1時間弱の待ち時間を言い渡された。ここまで来て後には引けない。仕方ないので待つことにした。

待合室には先客が4人。1人はオッサン、3人はグループのTHE陽キャって感じの酔っている大学生。受付ではコースなどは特に聞かれず、待合室に通された後に別の店員からコースを聞かれるという流れで、今は大学生3人組が店員から説明を受けながらコースを選んでいた。

3人組は年齢確認をされており、それぞれ免許証や学生証を提示していた。23歳の3人組。まさかの小生と同い年。話の流れで店員も同い年ということが判明した。6人居る空間で5人が23歳。片や地元の大学生、片や風俗店店員、片やわざわざ栃木から来た小生。人生は色々あるんだなぁということを痛感した。

ダル絡みとともに大学生集団のコースが決定し、小生の番がやってきた。なぜか、同い年なのに年齢確認をされなかったのは、多忙故に店員がうっかり忘れたのだろう…多分…。

この店は基本的に45/55/65分の3コースでいずれのコースでも冒頭の15分が痴漢パートとなっている。痴漢パートは3人が5分ごとに入れ替わる形式で、3回転後に指名の有無を確認した後に差し引いた30/40/50分がシャワーとヘルスの時間という流れになっている。ここは無難に中間の55分コースを選択した。

その後に痴漢パートでのコース選択となる、コースは4つあり

  • ①痴漢パートでは無抵抗な嬢を痴漢する
  • ②逆に痴漢される
  • ③めちゃくちゃ抵抗されつつ痴漢をする
  • ④並んで座った状態で嬢がうたた寝で寄り添ってくるところを痴漢する

の4つから選択することが出来る。今回、小生は嬢の体に触れることを目的としている。今後の風俗ライフをより楽しむためにも、選択するべきは①か③か④であるのは明白。初心者なら①を選ぶべきなのは明白、だがしかし④という選択肢も捨てがたい、③はどうやらかなり拒絶されるということで流石に初歩の初歩で経験するべきではないのでは無いか…ということで小生は悩むことなく「②でお願いします」と伝えた。

やはり欲には抗えない、ついうっかり痴漢されてぇ…という欲がわいてしまった。ちなみに、痴漢パート後の残り時間40分も・夜這いしたり・逆夜這いされたり・痴漢の続きをしたりとコースが複数あるのだが、ついうっかり「吊り革に手錠で拘束されて嬢に攻められるコース」を選んでしまった。やはり欲には抗えない。結局、攻められる側が一番。京都の女性は攻める側に回した方が絶対楽しめる。射精後のぶぶ漬けが楽しみである。

休憩室の暖房の暑さに耐えられず、いったん屋外でニコチンの摂取をして時間を潰し、決まった時間にまた店内へ戻った。しばらくして店員が部屋へ案内してくれた。

室内のイメージ

思ったより鉄道感の薄い、よくある風俗店の個室と言った感じ。申し訳程度に吊り革が壁付けのハンガーラックに3つ下がっているだけ。店内にはガタンゴトンガタンゴトンプシューと繰り返し鉄道的なBGMが流れている少しシュールな空間だった。

そんな中、プルルルルルルルとベルが鳴り「○号車に○○ちゃん乗車になりま~す、△△ちゃんは○号車下車で○号車へ移動となりま~す」とアナウンスが流れる。多少でも鉄道感を出そうという店の必死さを感じられる。しばらくすると小生のルーm…車両へも嬢が乗車してきた。もちろん、小生は吊り革へつかまって立っているだけ。

嬢は割としっかりしたコスプレ感の薄いセーラー服に身を包んでおり、小生の後ろに立つや否や服の上から尻やら股間やらを撫で続けてくるといった感じ。興奮はするけどなんというか刺激は弱いなぁという印象。5分ほど経過後に前述同様のアナウンスが流れ、最後に前から軽くハグされて嬢が出て行く。なるほどなるほど。

次の嬢が来る前に、スーツのジャケットを脱いだ。衣類が薄い方がより刺激を楽しめるだろう。と感じたからである。しかし、2人目も大したことが無く指名する必要は無いかなぁという感想。

そして3人目。この嬢がすごかった。少し小柄でスレンダーな嬢は入ってくるや否や筆者を壁に押しつけてキスしてくるところから始まった。舌まで突っ込んできた。先ほどの嬢が在来線とすれば、今の嬢はリニアモーターカー並の速度でアタックを繰り広げてきた。

常時体を密着させつつ、最初は各部をしつこく撫で回し、気がついたら服の中へ手を突っ込み…。AVかよというレベルの非現実的な痴漢であることはさておいて、それまでの2人と比較すると濃密な5分。愚息もガタンゴトンと脈を打っているのが触らずとも分かった。あっという間の5分が過ぎ去り、しばらくして来た店員に3人目を指名することを伝え、指名料を手渡した。シャワーを浴びて待っていろとのことなので、時速500kmでシャワーを浴び、タオルを下半身に巻いて吊り革をつかみ嬢を待っていた。

きちんとノックをした後に嬢が入ってきて、軽く挨拶を交わした後に早速手錠で両手を拘束された。「Mなんですか?Mですよね?どこをどう攻められたいのかはっきり言って下さいね」と言われながら全身を超ソフトにタッチされる。中々の屈辱。興奮する。

「胸のほうを攻められながr」「"どこ"を"どう"攻めてほしいんですか?」「乳首を舐めてもらいながら手でしごいてもらいたいでs」言うや否や嬢はよく言えましたと言わんばかりにキスをじっくり何度もしてきた。眼鏡のとても似合う"可愛い"という言葉の集合体みたいな顔だった。ぱっと見は清楚なのに、肩まで伸びる艶のある黒髪に隠された耳にはピアスが開いていて、この時点で確信してしまった。"今年、これを超える嬢と相手できないのでは?"と。しかもこの嬢、新人なのだ。さらなる成長も期待できるなんて…。

そんなこんなでじっくりねっとりと各駅停車感覚で攻められ、テクニックも申し分無く、ほんとに快感の極みでタップダンスを踊っているところなのだが、フィニッシュまでにはたどり着けないたった一つの課題があった。

手錠につるされた手首、重力が存在しており手錠がかなり食い込むのだ。時間が経つ毎に快感と痛みの比率が変わりつつあった。なんとかしてベッドに移動したい…。そんなことを考えていると「手首、痛くないですか?」攻めながら天使のような笑顔で問う嬢。「思ってたより痛いですかね」「じゃ、ベッドに移動しましょうね」といった感じで手錠から解放され、真っ赤になってる手首に優しくキッスをしてくれた。う~ん天使!

その後、ローションも加わりガッツリ攻められガッツリフィニッシュ。ギリギリのところでセルフ顔射を回避し、最高の新年を迎えることが出来た。シャワーを浴びて服を着て、さっきまで圧倒的にSだった嬢ともとても楽しい会話を交えた。「攻め側にまわることはあんまり無いんですけど、どうでしたか?」「最高でした。もう今年は思い残すことはありません。間違いなく素質があると思います。」「それは(小生)さんがドMだからだと思いますよ~」とか。え?小生ってドMなの?嘘でしょ…。

別れ際までイチャイチャ感を醸し出してくれて、ギリギリの場所までついてきてくれて、最後に結構ギュッとハグ。そして耳元で「必ずまた来ること!待ってるからね!」と囁き頬にキッスをしてくれた。

夜風の冷たさを感じながら、23時近い京都から逃げるように発った。宿が大阪だったからだ。

大阪の宿

そのまま宿で2発抜いて寝た。今年は近畿地方に転職したいです。

ちなみに、痴漢はやっぱりするよりされる方が良いよねと感じました。最近、ネットではセンター試験は痴漢のチャンスとかいう発言が問題視されているが、そんなことを言っている奴は未熟極まりない。

そもそもネットでこんな発言をしちゃうタイプの人は、コレを面白いと思って発言しているに過ぎず、実際に行動に移せるタイプの人間ではない。それどころか、異性と会話することすらままならないタイプのキモい人間である確率が極めて高い。10年Twitterをやってきた筆者の堪がそう言っている。

痴漢はするのではなく、合意の上で美女にやってもらおう。そういうお店があるんだから。え?「合意の上で金払って痴漢されるのはホンモノの痴漢じゃない」って?そりゃ、犯罪だし。何よりも

チカンアカン

ってね。(大阪の寒さを浴びた結果浮かんだクッソ寒い、使われまくったギャグがこの記事のオチ。)

 

文責:K