ただ、何も無かったということを伝える記事。

スクール水着を着た男の娘にケツを掘られて、そしてケツを掘り、モノを舐めたり舐められたりした翌日。小生は秋葉原の町をウロウロしていた。田舎者の小生からすると都会という場所は行く度に変わり続けている印象がある。あの建物は無くなったし、新しい建物が出来ているし。新宿駅は出口の行き来がしやすくなったらしい。

 

常に変わり続ける都会にいると、変わらないモノの良さも実感する。都会に行く度に食べる松屋のビビン丼はいつ食っても旨い。かれこれ何回食べたのかはわからないが、五つ星のグルメ!とか言われるような場所なんかよりも小生には合っている食べ物といえるであろう。

突然だが、秋葉原駅ヨドバシカメラ側の出口から歩いて数分、カラオケ館を曲がって雑居ビルの中にあるとある建物に今、小生は居る。そこは所謂JKリフレと呼ばれる場所だ。年を重ねるごとにJKという言葉から距離は遠のいていくばかり。気が付けばJKという単語の隣には犯罪という言葉が居座るようになってしまった。

そんな淫靡な響きを持ったJKと個室で二人っきりになれるのがJKリフレである。小生も存在は知っていたが、中々近寄りがたい存在であることは否定が出来ないからだ。なんというか怖いお兄さんが出てきそうなイメージがあるのだ。

雑居ビルの狭くて古くて薄暗いエレベーターから降りるともの凄く狭い待ち受けへたどり着いた。エレベーターから降りた瞬間くらいに気が付いたが、予約も何もしていない飛び込み状態だ。財布の中には現金が9000円しか入っていない。よく考えればこんな状態でよくJKリフレに入ったな…と我ながら感じる。

入り口には大体30代半ばといった感じの男の人がいた。受け付けは非常に薄暗く、アニソンが流れる店内に唯一白色の蛍光灯が煌々と輝いていた。通路も狭いので社会的距離もクソもない距離感で向かい合う形になった。ポップな字体が並ぶ料金表には添い寝やらマッサージやら泡やらといかがわしい単語が並ぶ。

受付のお兄さんと軽快にトークを交わすと通常10,000円のコースを8,000円にしてくれた。対面での会話を避けなければいけないこの時代だが、大事なのはコミュニケーションなのである。俗に言う新人割引らしく、新人対新人というわけである。

お金を渡すとカーテンで隠されていた薄暗い通路へ通され、とある部屋へ案内された。部屋は大体3畳有るか無いかといった広さで、マットの上に大きめなタオルが敷いてあった。部屋にあるシャワーを浴びて、紙パンツというモノを履いて女の子を待って欲しいとのことだった。

シャワーは2人入ることは出来ないであろうという広さで、困ったことに水しか出なかった。結構な時間出し続けたし、蛇口を様々な方向に捻ったりしたが一向に温水が出る様子は無かった。諦めて冷水で軽く汗を流した、身が震えた。タオルで全身を拭いて、タバコくらいのサイズに丸められたビニールを破くと紙パンツなるモノとご対面である。

紙パンツとやらは、モノを隠す面積が拳より小さいくらいで、うっかりすればはみ出しそうであった。違和感しか無い。そうこう考えながら紙パンツの位置を微調整していると女の子が部屋へ入ってきた。

正直、今までの風俗で一二を争うレベルで可愛かった。もちろん、制服マジックというものだったり薄暗かったりすることで魔法にかけられているのかもしれないが、ソレ抜きで考えても十分に可愛い女の子だと感じた。しかも、10代といっても嘘に見えないレベルで若く見えた。こんな女の子とこれからアレやコレが出来ると思うと非常に気分が高揚してしまう。

が、何も無かった。ただ60分弱のオイルマッサージを受けただけである。勃起すればワンチャン有るのでは無いかとオイルマッサージモノのAVを見て得た知識を活用しようとしたのだが、勃起すらし無かった。頭の中でこの前見た最高に興奮したAVを再生したのに、焦れば焦るほど勃たなかった。ただ、マッサージを受けて60分過ぎた。

オイルの効果があってか、少し体が温まって、少し体が軽くなった気がしたが、それ以上は無かった。この記事もここまで長々と書いたが何も無かったのである。最後の最後にシャワーを浴びて服を着ていたときに、女の子が体育座りしていたのだが、そこで見た太ももに勃起した。しかし時は既に遅い。この記事は何も無かったというオチを添えて終わりにしようと思う。

ちなみに、その雑居ビルの近くではSoftBankの5Gが飛んでいた。多分、5Gのせいで勃起しなかったんだと思う。